• 企画展
4FAXISギャラリーレンタルスペース

SOLIZE Holdings × TAKT PROJECT共同展覧会 「関係のレッスン:Dialogue with Trees #100」

1122Sat
1130Sun
SOLIZE Holdings × TAKT PROJECT共同展覧会 「関係のレッスン:Dialogue with Trees #100」
1122Sat
1130Sun
4FAXISギャラリーレンタルスペース

SOLIZE Holdings株式会社の長期ビジョンに基づく調査研究活動 を行い「本質的に美しいものづくり」をコンセプトに掲げるサステナブルクリエイティビティラボ(Sustainable Creativity Lab、以下SCL)と、既存の枠組みを揺さぶる実験的なプロジェクトを数多く手掛けるデザインスタジオTAKT PROJECT Inc. が、自然物とデジタルテクノロジーで新たなデザインの可能性を思索する展覧会「関係のレッスン:Dialogue with Trees #100」を、共同で開催します。
SCLとTAKT PROJECTは昨年から、共同リサーチを進めてきました。
本展では、デジタルテクノロジーを素材と関わる人の能力を拡張する存在として捉え、新たなものづくり態度を探る試みを、100点の習作として表現します。ぜひ会場でご覧ください。

開催期間
2025年11月22日(土) ー 2025年11月30日(日)
時間
11:00 ー 20:00(最終日は17:00まで)
場所
AXIS Gallery
入場料 無料 
共催  SOLIZE Holdings株式会社、TAKT PROJECT Inc.

展示物について

森を歩き、木々や枝に触れ、気になるものを採集する。
それらを眺め、3Dスキャナーでデジタル化し、私たちの延長としてデジタルの視点からも見つめる。すると、枝が持つ形の癖や力学的な偏り、重さまでもが、テクノロジーの助けによって活き活きと感じられてくる。
そこに、思わず話しかけるように、そっと手を加えたくなる。その衝動を、3Dプリンターなどで形として枝に働きかける。
生まれたオブジェクトは、目的も機能も持たない。
「枝」という自然素材と、その枝があった森との関わりの習作の記録です。

メッセージ

SOLIZE Holdings株式会社  サステナブルクリエイティビティラボ 所長 小林 紀知
今回の展覧会は、もっとも身近な地上の資源とも言える「木の枝」に着目して、そのデザインの可能性を広く考えていく取組みです。木の枝の造形には思わず手に取りたくなるような人を引き付ける力や、思考や創造を喚起する力があると思います。デジタルテクノロジーは、そうした素材の魅力をこれまでにない形で引き出し、拡張していくことに力を発揮してくれます。このようにテクノロジーを通して人と自然の間に調和的で共生的な関係を築くことが「本質的に美しいものづくり」であり、持続可能で創造的な未来を形にするものと考えています。
今回、TAKT PROJECT社との協働を通じて、その可能性の広がりを具体的な形にすることができました。この展覧会を機に身近なテクノロジーを通じて自然素材との向き合い方が変わる、そのような自然観や行動の変化につながれば幸いです。

TAKT PROJECT Inc. 吉泉 聡
ものづくりの高度化とは、目的に忠実に従って形にしていくことかもしれません。
しかし本来、人がものをつくる行為は、素材になる前の他者を感じ、理解することから始まったのではないでしょうか。
このプロジェクトは、森で採集した「枝」を素材に、3Dスキャンや3Dプリントといったテクノロジーを用いて、そんな他者との関係からはじまる「つくる」を思索しています。
ここでのテクノロジーは効率化のための道具ではなく、人間の感覚を拡張し、素材と再び対話するための媒介として、その再解釈を試みています。
これは、自然との対話を忘れてしまった私たちに向けた訓練であり、人間以外の他者との「関係のレッスン」の記録です。

ギャラリーツアー(予約不要)

11月22日(土)・29日(土) 17:00-18:00
11月23日(日)・30日(日) 13:00-14:00

お問い合わせ

SOLIZE Holdings株式会社 グループ広報部 剱持・今橋
E-mail:solize-pr@solize.com
URL:www.solize.com

TAKT PROJECT Inc. 担当 櫛笥
E-mail:info@taktproject.com
URL:www.taktproject.com