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本年2月にご逝去されたグラフィックデザイナー/彫刻家の五十嵐威暢氏を偲び、一日限りの追悼展を開催します。
五十嵐氏は、多摩美術大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校でデザインを学び、1970年代よりグラフィックデザイナーとして国際的に活躍されました。後年は彫刻家として人々の日常に寄り添う作品を数多く手がけ、ジャンルを超えて豊かな表現世界を築かれました。本展では、こうした半世紀以上にわたる五十嵐氏の創作の軌跡を紹介します。
展覧会タイトルに付された「ONE DAY ONE SHOW」は、1976年に発足したデザイナーらによる集団/場である「東京デザイナーズ・スペース(TDS)」が開催した、会員による一日限りの個展シリーズの名前に由来します。「ジャンルを越えたデザイナーたちのコミュニケーションの場」を志向した彼らは、展覧会を通じて親睦を深め、互いに刺激し合いながら、日本の芸術の未来を切り拓いていきました。五十嵐氏は、その設立メンバーの一人であり、生前、仲間たちとの公私にわたる思い出の数々を折に触れて語ってくれました。
かつてTDSがあったAXISビルで行われる本展が、皆さまとともに五十嵐氏を想い、そして、新たな交流が生まれる場となりましたら幸いです。
開催期間
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2025年9月24日(水) |
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時間
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10:00ー 15:00 |
場所
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AXIS Galley |
入場料 | 無料 |
主催 | 五十嵐威暢さんのメモリアルの会 |
五十嵐威暢《MoMA ポスターカレンダー 1984年1月》1984
五十嵐威暢《アルミニウムのアルファベット S》1983 撮影:藤塚光政
五十嵐威暢《レガム コードレステレフォン》1989
五十嵐威暢《KUMO》1996 撮影:目羅勝