飯塚亜裕子| パート･ド･ヴェール展

ガラス作家、飯塚亜裕子さんによるサボア・ヴィーブル初の個展です。フランス語で「ガラスの練り粉」という意味をもつパート・ド・ヴェールという技法を用いた作品を製作しています。アールヌーヴォーやアラベスク、唐草を偲ばせる抽象的な模様など、作品は深みのある色使いながら明るく伸びやか。ガラスという素材を選んだ段階で、自由に好きな色を使えるこの技法で制作することを決められたそうで、流れた印象の色合いで構成されたシリーズも併せて制作しています。
多くの手間と長い時間をかけた制作工程を経て、パート・ド・ヴェール特有の半透明なガラスの色調を自由に楽しんで制作された作品が並びます。是非お楽しみください。